中村凡人(ぼんど)と申します。学生時代に八丁堀に住んでいたことから八丁堀の旦那と呼ばれている。会社では昼行灯、出世の見込みはない。家に帰れば嫁と姑からいびられる毎日。しかし、40代を過ぎて人生の目標に目覚め行動を開始したのであります。まずはその話をいたしましょう。
その刀はここ数年活躍していない。活躍の機会もない。たまに活躍するとしたら寝る前にネットの無料動画ページを開き、刀の手入れをする時くらいだ。動画サイトで自分の好みの動画を物色。エンディング部分を確認し、納得できるエンディングかどうかを確認する。というのは、これはいい動画だと思ってズボンから刀を取り出し磨き始める。しかし、途中で終わったりハッピーエンディングではないことがある。そんなときは動画検索から始めなければならず、時間を無駄にしてしまうからだ。
好みの動画を見つけたらまずエンディングを確認。最初の部分は不要なので中盤の山場の手前に早送りして再生をスタート。刀の出番だ。ズボンからゆっくり刀を取り出し磨き始める。残り時間を視界の隅で確認しながら磨きのスピードを早めていく。そしてハッピーエンディングにタイミングを合わせて刀から発射。力を失った刀を丁寧に拭き、鞘に収める。この間わずか10分。月に1回稼働すればいいほうだ。
拙者も暇に任せて検索をする。東京近郊で有名な風俗街といえば吉原と川崎だろう。検索をすすめるとソープの値段が驚くほど下がっている。昔は総額5万以上が普通で、早朝などの地雷が多い時間は1万とか2万という設定があったものだ。しかし川崎では若い子で2万を切るという低価格。これがデフレ経済というものなのか。ならばデフレは悪くない。
それからというもの、2万円というのが日常生活の単位となる。拙者はこの単位に「ソープ」という名前をつけた。飲み会に行って5000円払うと1/4ソープ、競馬で4万円あたった時には2ソープだ。タバコは1/40ソープだ。1日で1箱吸っていた時期もあったから、そのペースだと40日で1ソープというわけだ。つまり1日700円程度の節約をすると毎月1ソープが可能になるという時代が来ているのだ。
日本には100名山、名湯百選など100を目標とするものが存在する。100というのはなかなか達成が難しいものだ。100の温泉に入ろうとすれば、1月に1回温泉旅行をしても8年はかかる計算だ。まさに人生をかけた一大プロジェクト。挑戦する相手としては不足がない。そんなことを考えている時に、神の啓示のごとく拙者の人生の目標が決まった。
「百人斬り」
1月に1回ソープに通えば、8年をかけて目標を達成できるのだ。千里の道も一歩から。もう一度刀を研ぎ直し、長い旅に出るとしよう。人生をかけて必ず目標を達成する。必達仕事人としての裏稼業を始めるのだ。このブログは約8年をかけて目標を達成すべく立ち上がったおじさんの闘いの記録である。
下り坂
慌ただしく働き続け、気づけばすでに40代の半ば。去年から始まったコロナ騒動でテレワークが増え、多少ヒマな時間ができたせいで人生について考えることが多くなった。これまで目標もなく上京し、なんとなく就職し、大した実績もなく過ごしてきた。特に趣味があるわけでもない。性生活はというと、若い頃はAVを見たり風俗に通ったり、彼女はできなかったがそれなりに楽しんできた。しかし最近は精力も衰えるばかり。相手をしてくれる女の子との出会いもない日々。ああ、若い頃は拙者の刀で何人の女を斬って来たか。いや、そんなに斬ってはないな。その刀はここ数年活躍していない。活躍の機会もない。たまに活躍するとしたら寝る前にネットの無料動画ページを開き、刀の手入れをする時くらいだ。動画サイトで自分の好みの動画を物色。エンディング部分を確認し、納得できるエンディングかどうかを確認する。というのは、これはいい動画だと思ってズボンから刀を取り出し磨き始める。しかし、途中で終わったりハッピーエンディングではないことがある。そんなときは動画検索から始めなければならず、時間を無駄にしてしまうからだ。
好みの動画を見つけたらまずエンディングを確認。最初の部分は不要なので中盤の山場の手前に早送りして再生をスタート。刀の出番だ。ズボンからゆっくり刀を取り出し磨き始める。残り時間を視界の隅で確認しながら磨きのスピードを早めていく。そしてハッピーエンディングにタイミングを合わせて刀から発射。力を失った刀を丁寧に拭き、鞘に収める。この間わずか10分。月に1回稼働すればいいほうだ。
覚醒
テレワークの最大の受益者はネット関連業者だろう。会社ではアダルト動画見たり、風俗検索したり、株取引をしたりはしない。テレワークになってネット証券が好調だという。会社員がみんな昼間からギャンブルに勤しんでいるのだろう。結局人間はギャンブルとかアダルトとか、そういうことがやめられないのだ。拙者も暇に任せて検索をする。東京近郊で有名な風俗街といえば吉原と川崎だろう。検索をすすめるとソープの値段が驚くほど下がっている。昔は総額5万以上が普通で、早朝などの地雷が多い時間は1万とか2万という設定があったものだ。しかし川崎では若い子で2万を切るという低価格。これがデフレ経済というものなのか。ならばデフレは悪くない。
それからというもの、2万円というのが日常生活の単位となる。拙者はこの単位に「ソープ」という名前をつけた。飲み会に行って5000円払うと1/4ソープ、競馬で4万円あたった時には2ソープだ。タバコは1/40ソープだ。1日で1箱吸っていた時期もあったから、そのペースだと40日で1ソープというわけだ。つまり1日700円程度の節約をすると毎月1ソープが可能になるという時代が来ているのだ。
旅立ち
人生は長い。今や平均寿命は90歳に迫ろうとしている。40代半ばでやっと折り返しだ。マラソンで言えば21キロ地点。ということは、まだ勝負はついていない。勝敗を決するのは35キロ過ぎからだと言われる。拙者はまだやれる。大きな目標を立てて達成するのに有り余る時間があるのだ。日本には100名山、名湯百選など100を目標とするものが存在する。100というのはなかなか達成が難しいものだ。100の温泉に入ろうとすれば、1月に1回温泉旅行をしても8年はかかる計算だ。まさに人生をかけた一大プロジェクト。挑戦する相手としては不足がない。そんなことを考えている時に、神の啓示のごとく拙者の人生の目標が決まった。
「百人斬り」
男女の色事に関して「(100人はゆうに超えるほど)数多くの異性と関係を持った」ということを、俗に「百人斬り」と表現する場合などもある。(weblio辞書より)
1月に1回ソープに通えば、8年をかけて目標を達成できるのだ。千里の道も一歩から。もう一度刀を研ぎ直し、長い旅に出るとしよう。人生をかけて必ず目標を達成する。必達仕事人としての裏稼業を始めるのだ。このブログは約8年をかけて目標を達成すべく立ち上がったおじさんの闘いの記録である。